ライフログブラウザ

人間の記憶は実に曖昧なものです.天候や時間などについて,一緒に行動したはずの友人と記憶が食い違うことが時々あります.また,時間が経つと忘れてしまうことも多くなります.写真やビデオは曖昧な記憶を補うことや忘却を軽減させることに役立っています.ライフログもその一助となると考えられます.さらに,自動的に収集されたライフログを利用すれば,そもそも本人が気づいていなかった事柄に後から気づかせることも可能だと考えられます.これを実現するため,多種多様なライフログを関連付けながら直観的に情報を取得できるライフログブラウジング方式を検討しています.
  • Atsuya Namba, Sunao Hara, Masanobu Abe, “LiBS: Lifelog browsing system to support sharing of memories,” Proceedings of UbiComp/ISWC 2016 Adjunct, pp.165–168, Heidelberg, Germany, Sept. 2016.
  • 難波敦也, 原直,阿部匡伸,“LiBS:発見と気付きを可能とするライフログブラウジング方式,” マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム(DICOMO2015), pp. 1741–1748, 8E-4, July 2015.
  • 最終更新: 2019/01/22 17:01