生活圏抽出

スマートフォンには位置情報を計測するセンサが搭載されています.これをGPSと言います.ある人がスマートフォンを持ち歩いていると,その人が何時,何処にいたかを自動的に記録できます.生活圏抽出とは,これを用いて個人が主として利用する道やお店等を自動的に抽出する技術です.生活圏から外れたところに行ってしまった場合は,何か特別なことが生じた可能性があります.認知症の徘徊検知や児童の誘拐検知に活用できると考えています.
  • Yuji Matsuo, Sunao Hara, Masanobu Abe, “Algorithm to estimate a living area based on connectivity of places with home,” C. Stephanidis (Eds.), HCI International 2015 - Posters’ Extended Abstracts, Part II, CCIS 529, pp. 570–576, Springer International Publishing, Aug. 2015.
  • 松尾雄二,原直,阿部匡伸,“滞在地と経路に着目した生活圏抽出法,” 電子情報通信学会技術研究報告,Vol. 114, No. 500, LOIS2014-74,pp. 77–82,March 2014.
  • 最終更新: 2018/02/11 14:18